この格差社会で唯一の平等が誰にでも二十四時間が割り振られているってことだもの。タイムイズマネー、時間には何よりも敬意を払うべし! (p131)
(ケイコのアッコちゃん)
仕事にキリのいいところなんてないの。自分で切り上げないかぎり、終わりなんて永遠に来ないんだから。 (p133)
(ケイコのアッコちゃん)
今ないものではなく、今あるものを工夫する。どうにもならないことがあるなら、まずどうにかなりそうなことから充実させる。 (p218)
(祭りとアッコちゃん)
読めば明日を頑張る元気が湧く人気シリーズ第三弾。4話収録の短編集。
結局このシリーズの主人公は、“アッコさん”こと黒川敦子女史というよりも“永遠の部下”澤田三智子のほうだったかな。というわけで、三智子の成長を見届けてひとまず終幕。
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ラベル:柚木麻子