2020年09月15日

うんこドリル空想科学読本(柳田理科雄)

「科学は、エネルギーや、生物や、宇宙を対象とするから科学なのではなく、自分から疑問や興味を持ち、自分で情報を集め、自分の頭で考えるから科学なのだ」 (p3)

 大ヒット学習教材『うんこドリル 漢字』の例文を科学的に空想する「空想科学読本」。
 正直な話、役に立たないうんこ例文で学ぶより、たとえ地味でも、社会や理科の知識を含んだ例文で学んだ方が勉強になると思ってしまうんだよね。せめて「青色リトマス紙が赤くなったので、このうんこは酸性だね」(ドリル5年・酸)といった例文が増えればいいんだけどな。


ラベル:柳田理科雄 信吉
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2020年09月12日

カレーライス 教室で出会った重松清(重松清)

「教室で出会った○○」を大切にしてほしい。愛おしんでほしい。教室で出会った友だち。教室で出会ったライバル。教室で出会った寂しさ。教室で出会った歓び。教室で出会った悔しさ。その他もろもろ。すべてが、きみたちをかたちづくるものであってほしい。 (p276)

 国語の教科書に採用された「カレーライス」「あいつの年賀状」「バスに乗って」「卒業ホームラン」を軸に、試験に出題されている他のお話を組み合わせて構成した9篇収録のオリジナル短篇集。
 上手なのだが、いまいち琴線には触れず、もどかしい読後感でした。底本で読むべきなのかな。
 収録作と所収は、「カレーライス」/文藝春秋『はじめての文学 重松清』、「千代に八千代に」/中公文庫『リビング』、「ドロップスは神さまの涙」/新潮文庫『せんせい。』、但し、本書収録が決定稿、「あいつの年賀状」/文藝春秋『はじめての文学 重松清』、「北風ぴゅうた太」/新潮文庫『きよしこ』、「もうひとつのゲルマ」/「小説新潮」2002年2月号掲載の「ゲルマ」改稿改題、「にゃんこの目」/新潮文庫『きみの友だち』、「バスに乗って」/文春文庫『小学五年生』、「卒業ホームラン」/新潮文庫『日曜日の夕刊』。

カレーライス

カレーライス

  • 作者:重松 清
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2020年06月24日頃

【関連作品紹介】
ラベル:重松清
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