2017年07月20日

天久鷹央の推理カルテ(知念実希人)


小さな頭に膨大な知識と無限の好奇心をつめこんだ彼女は、常にその高性能の脳を使う機会を欲している。 (p70)

私は科学的問題を解くことに関しては天才だが、倫理的問題には無力だ。倫理とは社会の〝空気〟が決めることだが、私にはその能力が欠けているからな (p141)

 日本内科学会認定医の著者による、地域総合病院の統括診断部を舞台にしたメディカル・ミステリー。博覧強記の診断医・女医の天久鷹央を探偵役に据え、素人にも予測しやすい症例を中心としたライトなキャラミステリで読み易かったです。シリーズ第1作なので、なぜ"鷹央"なのかとか、ワトソン役の小鳥遊優(♂)が外科から内科に移った訳とか、謎を散りばめたままの終了で、次巻以降も読みたくなる作品でした。


ラベル:知念実希人
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