2017年08月01日

校閲ガール ア・ラ・モード(宮木あや子)


特にこの国は、マジョリティから少し外れただけでそれをあげつらって笑いものにしても構わないって風潮がまだ根強くあるんだ。 (p72)

どんな人もだいだいは自分の育ってきたレールの上から見える景色しか見ないものだ。そこから先は自分なりに想像して着地点を見つけるしかない。 (p80)

忙しいって言い訳は、すべてのチャンスを駄目にしますよ (p144)

男女がお互いを理解するために、最も簡単で、最も破滅と地獄に近い手段が情交だと思う。 (p192)

 出版社の校閲部を舞台にしたお仕事エンタメ第2弾は、主人公の河野悦子の周りの人たちに焦点を当てた短編集。ドラマで視聴済の内容だったこともあり、サクサクっと読了です。「~ガールなんだかボーイなんだか・米岡」は印象深く、著者らしい1編だと思いました。それにしても『かたくなる』論議は失笑でした。反義語で考えるのは重要ですね。茶谷怜花さんが描く「おまけマンガ」も掲載です。



【単行本】


posted by 千木良 at 23:00| Comment(0) | 読書記録|93日本文学小説・物語 | 更新情報をチェックする
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