2017年08月06日

QED ~flumen~ ホームズの真実(高田崇史)


こういった一連のできごとに関して全く信用を置いていないものが二つあります。一つは犯行動機で、二つ目は
 …―… 
いわゆる、ダイイング・メッセージというやつです (p95)


科学は、科学で証明できる事象しか証明することができません。そして、それが『科学』です (p184)

人の思いや気持ちは、常に物語を作る。そこには、フィクションもノンフィクションもありません。 (p229)

 『ベイカー街の問題』から7年後。再びシャーロキアンが関わる事件。『ホームズ譚』のみならず、『源氏物語』を織り交ぜて、虚実綯交ぜにした崇と緑川友紀子の騙りに、久しぶりにQEDの世界に浸らせてもらいました。シリーズ完結記念として「QEDパーフェクトガイドブック」が収録されていますが、今後もventusuやflumenがあることを期待したくなりました。巻末には特別書き下ろし『二次会はカル・デ・サック』も収録。



【単行本】


ラベル:高田崇史
posted by 千木良 at 23:00| Comment(0) | 読書記録|93日本文学小説・物語 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください