2018年11月17日

日本文学100年の名作 第6巻 ベトナム姐ちゃん(池内紀・川本三郎・松田哲夫)


「愚人なら愚人のままがよい。愚人で国を憂えて妄動すれば、その災害ははかり知れぬ」 (p162)
 (倉敷の若旦那)

でもね、佑子、兵隊さんが慰安所に行くのは、「穢れさ」もないぐらい、虫的なんだよ。 (p406)
 (蟻の自由)


 新潮文庫創刊100年記念の中短編全集第6巻。1964年から73年に発表された12篇を収録。
 収録作は、川端康成「片腕」、大江健三郎「空の怪物アグイー」、司馬遼太郎「倉敷の若旦那」、和田誠「おさる日記」、木山捷平「軽石」、野坂昭如「ベトナム姐ちゃん」、小松左京「くだんのはは」、陳舜臣「幻の百花双瞳」、池波正太郎「お千代」、古山高麗雄「蟻の自由」、安岡章太郎「球の行方」、野呂邦暢「鳥たちの河口」。


posted by 千木良 at 23:00| Comment(0) | 読書記録|93日本文学小説・物語 | 更新情報をチェックする
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