2019年06月16日

虚構推理(城平京)


優秀であるということは、普通の人には見えないものが見え、普通の人が背負わないでいい苦労を背負ってしまうことでもある。 (p63)
本物の怪異を、怪異の側にいるあなたが、そんなものは存在しないと説明しようなんて、とんでもない欺瞞じゃない (p164)
この世には妖怪、あやかし、怪異、物の怪、魔、幽霊、そう呼ばれるものが当たり前にいる。理外の理があり、無理と道理も両立している。でも恐れる必要はない。全てには秩序がある。 (p381)


 具現化した都市伝説「鋼人七瀬」という怪異を、怪異たちの「知恵の神」岩永琴子の合理的な虚構の推理と、件と人魚の力を持つ桜川九郎の能力でねじ伏せるミステリ。ジャンル的には新伝綺かな。第12回本格ミステリ大賞受賞作。


虚構推理

虚構推理

  • 作者:城平 京/片瀬 茶柴
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2019年01月23日


【シリーズ作】


【コミカライズ】


ラベル:城平京
posted by 千木良 at 23:00| Comment(0) | 読書記録|93日本文学小説・物語 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください