2019年12月17日

とるとだす(畠中恵)

止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない。人を思うとは、そういうことなのだ (p325) 「ふろうふし」
 シリーズ第16弾は、長崎屋の主人、藤兵衛が倒れ、若だんなと妖たちが藤兵衛を助けるべく奮闘する連作短篇集。「とるとだす」「しんのいみ」「ばけねこつき」「長崎屋の主が死んだ」「ふろうふし」の各話タイトルだけみても、死が控える人と、悠久の時を生きる妖との関係性を明示しているように思えます。

とるとだす

とるとだす

  • 作者:畠中 恵
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2019年11月28日

【単行本】

ラベル:大矢博子 畠中恵
posted by 千木良 at 23:00| Comment(0) | 読書記録|93日本文学小説・物語 | 更新情報をチェックする
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