2016年04月21日

はちみつ色の(西加奈子)


テンちゃんが亀になったのは、ママの誕生日だった。

「小説家と付き合うってそういうことだろ。覚悟しろっつうんだ馬鹿野郎が。」

「失恋したら甘いものに限るわ、私太るんだ、うんと。超巨乳になってやる!」

 34歳の誕生日を迎えたシングルマザーの小説家と双子の娘セイとテンの物語。

ほっと文庫 はちみつ色の -
ほっと文庫 はちみつ色の -

ラベル:西加奈子
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2016年04月10日

姫君とバラの香り(桐生操)


 “桐生操”らしい、香りにまつわる蘊蓄本。西洋史のみならず平安時代の日本も取り上げています。
 エッセイとして仕立てるためか、やや散漫なテーマ立てと記述になってしまったように感じました。
 “姫とバラ”に絞って、十八世紀のヨーロッパ史の一点集中でも良かったようです。
 2011年の書き下ろし作品です。

ほっと文庫 姫君とバラの香り -
ほっと文庫 姫君とバラの香り -

ラベル:桐生操
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2016年03月29日

桃の花は(あさのあつこ)


嘘をつくとそれがどんなに小さなものであっても、心が疼く。細い針を浅く突き刺したような痛みが走る。そのくせ、小さな嘘を重ねて生きる自分がいる

「桃の花って記憶の花なんだ。忘れていたものを思い出させる。忘れさせられていたものをよみがえらせる。そういう花なんだ」


 生涯独身の人生を歩むことを決意して生きる美容師の三枝の身に起きた出会いと別れの物語。
 大人のファンタジーでした。

ほっと文庫 桃の花は -
ほっと文庫 桃の花は -

ラベル:あさのあつこ
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