2018年02月04日

【話題】古本屋に売ったら作家にお金が入らない?


J-CASTニュース から
「古本屋に売る」は悪なのか? 「著者のためには捨てるべき」説に議論百出
というニュースが配信されている

以下、一部を引用

「古本屋に売る」は悪なのか? 「著者のためには捨てるべき」説に議論百出
 (J-CASTニュース 2018年2月4日 7:00)

読み終わった本は、古本屋に売るよりも「捨てる」べきなのか――そんな議論が、愛書家の間で盛り上がっている。

「売らないね。そんなに高く買ってくれる本も持ってないし......紙のゴミの日に出すかなあ」――2018年1月30日のテレビ番組「セブンルール」(フジ系)でそんな「ルール」を語ったのは、三省堂書店の新井見枝香さんだ。

オードリー若林も「捨てる」派

新井さんは、「プッシュする本は必ずヒットする」といわれるほどの目利きで知られる「カリスマ書店員」だ。番組がその働きぶりに密着する中で、新井さんの蔵書の扱いが話題に上った。

自宅の小さな書棚に積まれた本を、新井さんは数が貯まり次第「ゴミ」として処分しているという。「たぶん、読み終わったらいいんだろうね。中身が自分の中に入ればもういい、って感じだね」として、「もったいないとか思わない?」というスタッフの問いにも「思わない」と即答した。

スタジオでは、「読書芸人」と呼ばれるお笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんが、「俺は同じで、新井さんと。捨てるんですよ」と新井さんに同意、その理由をこう語った。

  「古本屋に売るとその分、作家さんに入らないから」

一方、このポリシーをめぐっては他の読書好きと過去に「言い合い」になったそうで、相手からは「(古本で)その作家にハマったらずっと読むから、きっかけを古本屋は作るんだ」と反論されたという。しかしこの意見に、作家の本谷有希子さんは、

  「ただ、それがきっかけでハマった人は、またその人のを古本屋で買うよ」

と冷ややかなコメントを。スタジオにはどっと笑いが広がった。



 この記事は、 あなたはどちら派だろうか? で締められているので
 この「テレビ鑑賞文」への感想を以下に



  まず、オイラは古本屋に売りはしないが買う
  そもそも蒐集したいのは読みたい本で初版文庫本に限っているから
  当然 絶版は手に入らないし 再版になれば初版の入手は困難だし

  そもそも本は中身の保証がないので
  自分の目を信じて新刊で買っても
  お試し価格で古本で買っても
  チョット読みで図書館を使用しても
  「本」とその内容を必要とする人の自由だとは思うんですよね

  新刊で買わずにいられない作家さんもいれば
  古本で十分も、タダでも拾わない というのもあるわけですし


  それはさておき、この議論

  そもそも新井さんは「そんなに高く買ってくれる本も持ってないし」と
  あくまで売ると捨てるのコスト比較の結果捨てると判断しているわけで
  議論の中心は若林氏ということになる


  私の記憶が定かならば、彼は多くの献本を受けているはずで
  義理がある本は捨てないのかもしれないが
  タダで本が手に入る環境は一般人とは全く異なることは言っておきたい

  たしかに本谷さんのように商業的に成功している作家にとっては
  古本屋で買われては困るのはよくわかるし
  そのお友達の若林氏にとっては
  「古本屋で書籍を購入しても、作者に印税などの収入が入らない」
  が正義なのも当然のことなのだろうとは思う

  一方で作品だけで勝負している作家にとっては
  間口が広い方が利点が高いと、個人的には思っている

  「きっかけを古本屋は作るんだ」という意見は
  埋もれてしまう作家を掘り起こす効果もあり

  「古本屋で売るのは悪ではない」と主張しておきたい

posted by 千木良 at 09:00| Comment(0) | 如是我聞 | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

【受賞】第52回北日本文学賞に稲尾れいさん「虫めづるの庭」



 第52回北日本文学賞(北日本新聞社主催)に稲尾れいさんの「虫めづるの庭」が、選奨に福井幸江さんの「訪問者」と三国文平さんの「鳴かない鳥」が選ばれた。

 稲尾(本名・米田玲)さんは川崎市在住の会社員。福井さんは広島市在住の主婦。三国(本名・國澤尚平)さんは旭川市在住の大学院生。

 贈呈式は1月27日に富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれ、受賞者には正賞の記念牌と賞金100万円、選奨には各30万円が贈られる。

posted by 千木良 at 07:35| Comment(0) | 如是我聞 | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

【事件】作家「法坂一広」として活動する保坂晃一弁護士を懲戒処分


「懲戒弁護士」で作家デビューした弁護士が懲戒処分とは
あまりに寒くて…笑えませんね


作家兼弁護士を懲戒処分=11年に「このミス」大賞-福岡
(時事通信‐2017/12/12-20:08)

 福岡県弁護士会は12日、遺産相続で依頼者から預かった金の管理がずさんだったなどとして、同会所属の保坂晃一弁護士(44)を業務停止1カ月の懲戒処分にしたと発表した。保坂弁護士は「法坂一広」のペンネームで推理小説家として活動。2011年に「懲戒弁護士」(『弁護士探偵物語・天使の分け前』に改題)で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞している。

 同弁護士会によると、保坂弁護士は遺産相続などの預かり金として、13年に依頼人の男性から500万円を受け取った。その後、依頼を解消した男性が返還を求めたが、返還や精算を行わなかった。委任契約書も作成しておらず、弁護士職務基本規程に違反したという。処分は12日付。

 弁護士会の調査に対し、保坂弁護士は契約書を作成しなかったことを認めた上で、正当な報酬だと主張したという。



作家弁護士を懲戒処分 福岡、法坂一広氏
(産経新聞‐2017.12.12 19:57)

 福岡県弁護士会は12日、依頼者との間で契約書を作成せず、預かり金も返還しなかったとして、同会の保坂晃一弁護士(44)を業務停止1カ月の懲戒処分とした。保坂弁護士は「法坂一広」のペンネームで作家としても活動。小説「懲戒弁護士」(刊行時「弁護士探偵物語 天使の分け前」)で、平成23年に宝島社主催の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したこともある。

 弁護士会によると、保坂弁護士は、遺産相続を巡る相談を依頼者の男性から受け、13年に預かり金名目で500万円を受け取った。22~27年に男性との間で五つの契約を結んだが、いずれも契約書を作成せず、解消後も預かり金の返還に応じなかった。男性が昨年9月、同会に懲戒請求した。

 保坂弁護士は弁護士会に対し「預かり金は報酬だった」と説明しているという。

posted by 千木良 at 22:33| Comment(0) | 如是我聞 | 更新情報をチェックする