2020年04月28日

屍人荘の殺人(今村昌弘)

たったの一時間半で世界が一変したのだ。 (p128)
これはね、葉村君。体質なんだよ。危険で奇怪な事件にばかり引き寄せられるという、呪いにも似た私の体質。 (p241)

 全くもって「想像だにしなかった事態」の衝撃と昂揚感とで一気読みでした。〈現実にはないもの〉が生み出すクローズド・サークルに、ワトソン役を語り部に2人の名探偵を配し、ミステリ談義を織り込むメタ感と、内容てんこ盛りです。
 第27回鮎川哲也賞、「このミス!」「週刊文春」「本格ミステリ」の各ミステリランキング1位、第18回本格ミステリ大賞受賞の著者デビュー作。
屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

  • 作者:今村 昌弘
  • 出版社:東京創元社
  • 発売日: 2019年09月11日

【関連作品紹介】
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2020年04月05日

春田なな 恋愛物語集Ⅱ(春田なな)

んとね ガクトをちょっと
ブサイクにして
山下君をまぜあわせて
2つに分離させたら
窪塚さんになりました♡
みたいな顔なの!!
 (侍ダーリン)
君に触れたい
触れられたい
それはとても
 自然なこと
君のことが
大好きならね
 (××なお年頃)

 「侍ダーリン」「××なお年頃」「空に咲く花」「透明少女」「愛の♥愛のしるし」の5篇のほか、書き下ろしエッセイを収録
春田なな恋愛物語集(2)

春田なな恋愛物語集(2)

  • 作者:春田なな
  • 出版社:集英社
  • 発売日: 2016年05月18日

【関連作品紹介】
ラベル:春田なな
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2020年03月27日

デューク(江國香織)

歩きながら、私は涙がとまらなかった。
「僕もとても、愛していたよ」
 2001年のセンター試験国語Ⅰで問題文として全文が出題され、試験中に泣き出す受験生が続出したという伝説を持つ短編小説。
デューク - 江國 香織, 山本 容子
デューク - 江國 香織, 山本 容子【関連作品紹介】
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